2019年02月23日

2・23 マシュマロ・モニー

我が家は夏場は遠く北軽井沢に移動。
仕事も高原での作業となる。

それというのも、ワン君のため。
我が家のワン君は歴代同じセントバーナード犬。
千葉の暑さを生き抜くのが難しいのだ。
大事をとって移動、そのためか大型犬は短命という通説を打ち破り、珍しいまでの長命。
専門ブリーダーさんに羨ましがられたり……。

ところがその年まだまだ暑い9月、
留守のはずの我が家にワンボックスが留まっていたというのだ。
そこで見つけたのがこのタオル。なぜ?

東電タオル.jpg

その当時の我が家の番犬はモニー。
聡明な上に美形。評判のアイドル犬。
もしこの時、この不審車を突き止めておけば、
彼の命を守れたのではないだろうか?

あまりにも穏和、決して痛みを訴えることなく、
ただただ途方に暮れて、私を見つめていたモニー。
わずか5歳での病死。
毒物摂取、毒殺の可能性を獣医師は示唆。
だが、それは信じられないことだった。

あんなにも優しい、人思いのモニーが
そんな不幸な死に方をするはずがない。
誰からも愛され、誰をも愛したモニーがそんな残酷な死に方をするはずがない。


マシュマロモニー001.jpg

マシュマロモニー002.jpg


写真は、まだまだそんな未来を知るはずもない小さな頃のモニー。

顔はパンダのような図柄だけれど、
全体はふんわり、くんにゃり、柔らか。
まるでマシュマロ君。
ガツンとデカいパンダの赤ちゃんよりもぐっと優しい。

優しいだけじゃない。
こんなにフワフワしたままに、しっかり子供たちを育て、
家族の世話もする頼もしい看護犬になってくれるのだ。
posted by あがわい at 23:52| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月22日

2・22 フクちゃん

ここ富津市に越してきて10年くらいか?
「市」とはいうものの、本当に小さな港町。

ちょっと山に入れば、昔ながらの、その昔といっても
室町時代?戦国時代?とでも錯覚しそうな、風景が広がる。
と思っていたら、まさにその通り。

映画「カムイ外伝」をみていたら、
わが家の界わいの風景が広がって忍者姿の松山ケンイチさんや、
小雪さんが登場、本当にびっくりした。

後で聞いたら、
ごく近くに作者、白土三平さんの仕事場もあって、
ここで想をねられた由、
皆は白土さんのことを漁師さんと思っていたとか。

食べ物は美味しいし、海水浴は徒歩5分で便利だし、
こんな良いところはないと思っていたら……



数十回を越えるのではないか?
盗難が凄い。
一瞬の隙をついて泥ちゃん侵入、
とにかくオビタダシいものが盗まれてしまった。

ひょっとして昔の忍者の子孫なのかな?
カッコイイ沢山の刑事さんにもお世話になってしまった。

昨年には、連日の盗難と何者かの侵入痕跡。
たまたま来あわせた刑事さんの目前で、
今度は我が家のワン君、フクちゃんが急死、4月29日のことだ。

5歳。
ちょっと間抜けだけれど、その分、やたらと元気で、
前日には早々海水浴を楽しんだばかりのフクちゃん。

毒殺?

狙ったのは犬?
ではなく飼い主?
飼い主の私?


犯人には、いくつかの忘れもの物がある。
これはずっと以前、まだまだ暑い日々が続いていた秋の日の忘れの物。
よほど暑かったのか、タオル。


東電タオル.jpg


連日の泥棒には
なぜか、冷蔵庫を漁った痕跡があった。
毎朝、前の晩に野菜ジュースを作って飲むのがワン君と私の日課。

これだけでは、ワン君にはおいしくないので、
朝ミルクで割って飲むのだ。
たまたま、その2、3日はワン君だけが、私の分までガブ飲み。

posted by あがわい at 22:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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