2014年03月27日

照手姫

桜.jpg
一時期、隣家に私の母が住んでいたことがある。

新しい家が出来るまでの
ほんの短い期間でしかなかったのだけれど、
小さな庭は様々な花が咲き乱れていて、
今でも、近隣の方から聞かれる事がある。

あんな見事な朝顔は見たことがない、
いったい、どこで種を買われたのか?
すでに新居に移り住んでいる母に聞いてほしいという。

で、聞いてきたりもするのだが、
とうとう報告はしないままになってしまった。
余りにややこしいのである。

その店で買ったというだけでは駄目。
問題は育て方。
種植えからまず尋常ではない。
拡大鏡で胚芽のあたりのどこそこを、
小さなカミソリでカットして……
ま、簡単にはカット出来ないので、
ここにも又、秘術があるわけで、
……と始まって、
メモ帳も延々、限りなく続き……

母がこういう、しつこい性格とは知らなかった。
年寄りになり、家業を引退、
有り余ったエネルギーを花につぎ込んだのか。

我が家も常時花盛り、母のごとき
馬鹿な努力はすまいと心に決めてはいるものの、
傍目にはどうか?

庭作りの鬼とも見られていないか。
終始、私は庭にいて、
木々とばかり喋っているような気がする。

特に庭作りしているわけではないが、
庭というのは、手間暇かかるもので、
油断すれば藪になってしまう。

照手姫は、柴犬サクラの家から5本もらった内の3本。
1本は隣家の元母の家の玄関に生えている。

今は一斉につぼみ。
照手姫 つぼみ.jpg
何ともいえない華やかなピンクであり、
お目見えはもうすぐである。

今年はうれしいことに、子供が2本。
細く細く土から足を突き出している。

緑の小さな葉っぱを帽子のように
その先につけていて、なんだかとても頼もしい。

こんにちわ!照手チャン!
照手姫.jpg


posted by あがわい at 22:34| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月09日

イガイガボン新刊『ひとを千人』

『ひとを千人』カバー・帯.png
新刊は「ひとを千人」

内容は「ドラゴンin the Sea」6章から。
悪人正機説が主なテーマ。
親鸞・法然の悪人正機説を、英国ロック、D・ボウイ、
レッド・ツェッペリンのヒットナンバーから解析していく。

殺戮の乱世に生まれた鎌倉仏教は、
同じく凄惨な殺戮を生きるアメリカ兵士、英国兵士でなければ
解きえないものではないのか?

兵士たちが、こぞって戦場に持ち運んだレッド・ツエッペリン、
ロバート・プラントが太鼓腹を剥き出しにして歌いまくる
「天国への階段」、彼らは兵士たちを天国へと送り出せたのかどうか?
兵士たちを正機なしえたのかどうか。

スリリングな展開で、殺意の核心へとつき入っていく。

ほかに、英国小説「嵐が丘」でも新説。
作者は、エメリ・ブロンテではなく、兄ブランウェルではなかったか?
狂死に近い死に方をした兄、ブランウェル、彼が書いたのではないのか?

いっさいの善意をこそぎ落とし、
まっさらの悪人正機を生きたエミリ、
姉シャーロットは、エミリの死後、大量の江ミリ原稿を処分、
今日にも伝わるギャスケル夫人によるブロンテ姉妹の伝記は、
ブランウェル、エミリ、アンの死後、シャーロット一人を情報源に作成されたもの、
事実を隠蔽するための伝記ではなかったのか?

今回は持ち運びに便利な新書サイズ。
価格は¥770と、ドラゴン上下巻から大幅値下げ。
是非、この機会に、奇怪な教理、悪人正機説を覗き見てください。



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